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To our future members
光生物学グループで一緒に研究しましょう!
光生物学グループには、生物学と化学を融合するITbM-MIX環境に加え、様々な独自の技術をもつ研究者が頻繁に訪れます。このような異分野が向こうからやってくるような研究環境にインスパイアされ、自身のオリジナル研究を深めていただけたらと思います。そして、異分野融合研究をしていることに気づくこともないくらい本当の意味での融合状態になったときには、すでにユニークなものを手にしていることと思います。
大学院進学、博士研究員に関する研究室見学、面談などはいつでも受付けています。ご興味のあるかたは佐藤良勝特任准教授までお気軽にご連絡ください。
大学学部学生の方
毎年9月に実施される大学院博士前期課程の入学試験に合格する必要があります。詳細は、こちらをご参照ください。名古屋大学理学研究科生命理学専攻では、博士後期課程に進学される学生を対象に経済的な支援を行う5年一貫教育プログラム-GTR-に参画しています。より高度な知識と技術、そして異分野を専門分野の力に変えられる総合力を身につけるチャンスが得られます。研究者を志す方はもちろんですが、これまで多くの学生が博士号を取得し日本有数の企業に就職しています。博士前期課程修了後に企業就職を希望される方ももちろん歓迎します。
大学院博士前期(修士)課程に在学の方
毎年9月に実施される大学院博士後期課程入学試験に合格する必要があります。詳細は、こちらをご参照ください。進学された場合、名古屋大学融合フロンティアフェローシップ制度および東海国立大学機構融合フロンティア次世代リサーチャー制度による研究支援制度に申請することが可能です。
博士研究員を希望される方
募集状況は佐藤良勝特任准教授までお問い合わせください。日本学術振興会の特別研究員制度による博士研究員も歓迎します。最先端の分析機器が充実する恵まれた環境に加え、佐藤がセンターチーフを務めるライブイメージングセンターのイメージング技術やマイクロデバイス作製技術を活用することも可能です。さらに、ITbMの有機合成化学者と新しい分子イメージングツールを開発、活用することも可能です。グループ内外の研究者と触れ合って、研究分野の幅を広げたい、研究力を深めたい、研究成果を増やしたいなど、それぞれの目標を達成する場として貴重な経験をして頂きたく思います。分子生物学、生化学、細胞生物学を基盤とする方に加えて、光学、画像解析、プログラミング、AIを駆使した融合研究に興味がある方も歓迎します。
外部資金獲得による研究プロジェクトはこちらです。
<進行中の主な研究課題>
・国際共同研究加速基金 国際先導研究 研究期間:2022年12月 ― 2029年3月
「植物生殖の鍵分子ネットワーク」領域において、優れた学生・ポスドクを主役として、国際的な研究コミュニティーの中核を担う次世代リーダーに育てるため、日本とヨーロッパにまたがって総勢 31 名の研究者、毎年 30 名もの学生・ポスドクが一丸となって研究を推進するプロジェクトです。研究室主催者は、副イメージングユニット長/ケミカルツールユニット長を務め、植物生殖イメージングに貢献します。
・内閣府ムーンショット型研究開発制度 目標3 研究期間:2021年1月 ― 2026年3月
2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現 「人とAIロボットの創造的共進化によるサイエンス開拓」領域において、ロボット研究者とAI研究者とともに「植物一細胞遺伝子発現アトラスの構築」に取り組んでいます。
・JST戦略的創造研究推進事業(CREST)研究期間:2019年10月 ― 2025年3月
「多細胞間での時空間的相互作用の理解を目指した定量的解析基盤の創出」領域において、土屋雄一朗先生(ITbM)とともに植物ホルモンを可視化する分子を合成、イメージングし、その動態を定量化することによる「植物ホルモンフローアトラスの構築」に取り組んでいます。
・JST 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP 育成型) 研究期間:2023年10月 ― 2026年3月
西條雄介先生(NAIST)とともに「イネの共生微生物を活用した機能強化バイオスティムラントの開発」に取り組みます。
・新学術領域研究「学術変革領域研究(学術研究支援基盤形成)」先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS) 研究期間:2022年4月 ― 2028年3月
全国的なイメージング研究支援活動に参画しています。
・基盤研究B 研究期間:2023年4月 ― 2026年3月
ケミカルバイオロジーを活用したオルガネラ配置機構の解明を目指します。
・学術変革領域研究A「挑戦的両性花」公募研究 研究期間:2023年4月 ― 2025年3月
胚珠へ誘導される花粉管ガイダンス機構の解析にマイクロデバイスを使ってアプローチします。花粉管の可塑的な性質を浮き彫りにします。
・学術変革領域研究A「挑戦的両性花」公募研究 研究期間:2023年4月 ― 2025年3月
雌しべ柱頭に付着した花粉が花柱内部へと侵入する際に発現される細胞知能を、蛍光イメージング技術、微細加工技術に加えて、原子間力顕微鏡技術を駆使して、人工環境(ジオラマ環境)にて詳細に解析する技術を開発し、花粉管受精システムのしくみを理解します。
<終了した主な研究課題>
・新学術領域研究「植物の周期と変調」公募研究 研究期間: 2022年4月―2024年3月
植物先端先端成長細胞(花粉管、根毛、コケ植物の原糸体)を材料に「曲率変動解析を基軸とした先端成長細胞の伸長と屈性の機構解明」に取り組みました。
・日本医療研究開発機構(AMED)「橋渡し研究戦略的推進プログラム」研究期間:2022年8月 ― 2024年3月
橋渡し研究支援機関の京都大学医学部付属病院先端医療研究開発機構(iACT)を介して、「高耐光性ミトコンドリアDNA蛍光検出試薬の開発によるミトコンドリアDNA動態の解明 」に取り組みました。
・挑戦的研究(萌芽)研究期間:2021年7月 ― 2024年3月
環境刺激によって細胞内運動が停止する現象を発見しました。「陸上植物におけるサイトプラスミックフリージング現象の機構解明」に取り組みました。。